当スクールについて

♪習い事は自分の意思と希望で♪

音感は2~3歳が一番良くなるらしい…
4歳までに始めないと絶対音感がつかないらしい…
基本的にはどれも科学的根拠はありません。なんのために音感をつけるのですか?じゃあ、リズム感はいらないのですか?音感ってそもそもなんですか?その道のプロからしたら、特にどれも意味のない説です。
音楽家の中には一般大学でチェロを始めた先輩もいましたし、小学生からバイオリンを始めた友人もいました。管楽器奏者のほとんどは中学校の吹奏楽部で始めています。

我が子に情操教育を!音楽を!という熱意は、私も同じ親としてよくわかりますが、特にやりたいと思っていない子に「やりたい」と思わせるのは、、『仕事より趣味が大切な会社員に、仕事の優先順位を上げろというようなもの』『料理ができない夫に料理をしろというようなもの』でしょうか。
早く始めた方がうまくなる、という話も聞くそうですが、『ほぼ親の希望だけど本人も一応やりたいと言った3歳』より、自分がやりたくてやりたくてたまらない1年生のほうが、上達のスピードが早いです。先生とのコミュニケーションが成立し、自分の意思で練習し、音楽をイメージする力があり、苦手を克服したいという希望があるからです。

このような理由から、当お教室では基本的には1年生からレッスンをお受け頂けます。年長さんはご相談ください。


♪音楽教育は、総合教育
楽譜に書かれた音を正しく弾くだけなら、パソコンでタイピングをするのと同じです。音楽のこと、色んな楽器のこと、歴史のこと、外国語のこと、文化のこと、色んなお話をします。お子さんには難しいかもしれないそのお話の種は、何年後か、何十年後か、花開くときが来る…かもしれません。

♪競争はさせません
それぞれのペースで、先週より今週、先月より来月、再来月、ひとつでもできることが増えていれば、沢山褒めます!生徒さんの一歩一歩の成長を大切にします。


♪大人になったとき、「あの曲弾けたな」と記憶が残るように
近頃は沢山の教材が出ていて、昔ながらのよくわからない練習曲(笑)の本はあまり使いません。小さい頃は童謡、小学生になったらJPOPでもいいですね。演奏技術は、弾きたい曲を弾くための手段です。

♪おうちでの練習方法を提案します
楽器を習ったことがない保護者の方でも安心してお子さんに習わせられるように、今週はここを何回練習してね、など、なるべく細かくお話するように心掛けています。保護者の方に講師の見本演奏の動画を撮影して帰って頂くこともよくあります。